風の木クリニック

名称ロゴ青-影2.jpg  風の木クリニック / 精神科医 高橋和巳

    
   

■ 自分のことで苦しんでいる方へ

  人はいくつになっても変わること、成長することができます

  
  

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●うつ病

気持ちが落ち込んでいる、以前は楽しかったはずのことがそう思えない、
疲れやすい、仕事に集中できない、
意欲がわかない、イライラする、眠れない…。
自分を責めて、自信を失っている…。
       
◆うつ病は軽症から最重症まで4段階に分かれています。中等度症以上は、一定期間の服薬が必要です。
症状が少し安定した後は、精神心理療法が治療の中心となります。むしろ、こちらの方が治療の要です。
精神心理療法で見いだすことは、自分を許容できること、自分を認められること、自分に課してきた義務感を少しばかり緩めてあげること…などです。

●パニック障害

何の理由も、予告もなく急に不激しい呼吸困難感や動悸に襲われて、このまま死んでしまうのではないか、と死の恐怖に襲われる…。
恐怖の中では何もできないでただ震えています。二度と起こって欲しくない「発作」、でも、考えるとまた起こりそうで心配になる。
      
◆不安・恐怖の激しい症状の前にいるのは、無力な自分です。
症状を抑えるのには、精神安定薬やある種の抗うつ薬が有効です。薬はよく効きます。
薬の効果が出てきたら、次は、精神療法によって「安定した心」の状態を探ります。最終的には、服薬を終了します。

●摂食障害(拒食・過食)

食べないで自分をコントロールできているとき(拒食)と、
逆に、自棄になって食べ過ぎてしまうとき(過食)とが交互に現れます。過食の後は、嘔吐や下剤服用をしてしまうこともあります。
      
◆この病気の根底にあるのは、自分をコントロールできない、自分がダメになってしまうのではという大きな不安・恐怖です。
それがどこから生まれてきたのかを探っていくのが、精神療法の軸となります。不安や恐怖はその出所が見えてくれば、それだけで少しずつ小さくなっていくものです。

●心身症(身体表現性障害)

体調が悪いのに検査を受けても異常がないと言われる。
いろいろな薬や治療法を試したが、身体の症状はあまりよくならない…。
自分でも、もしかしたら、どこかで精神的なストレスが身体の症状に関係しているのかも知れないと思うが、はっきりしない…。
       
◆心と身体の関係は密接で、複雑です。その間に生まれるのが心身症です。
対症療法として薬を使うことも必要ですが、基本は心の側面からのアプローチです。
自分の症状を生み出しているものは、「頑張ろう、我慢しよう」としている自分に、「そうじゃないよ」とブレーキをかけている自分です。二つの自分が見えてきたときに、心と身体の関係も見えてきます。

●ストレス性障害/PTSD/適応障害

自分の存在が潰されてしまうのではないかと恐怖におののいた体験…。
事故や地震、人から受けた恐怖、死の危険、圧倒的な力で迫ってきた大きなもの…。
     
◆大きな精神的・身体的なストレスの後に起こってくる障害です。
押しつぶされそうになった自分、それを忘れられずに、いつまでもとらわれて、ストレスの記憶がいつまでも自分を苦しめます。
さらに時間がたつと、いつまでもそこから「立ち直れない」自分を責めて、うつ病になり、苦しみが二重になってしまいます。
潰されそうになった自分は、でも、今、生きています。そして、まだ立ち直れないと自分を責めています。その自分をそのままに、ゆっくりと、大切に認めていく作業が大切です。

●不眠症/睡眠障害

入眠に時間がかかる「入眠障害」、途中で何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」とがあります。
布団に入ってから、いろいろ「不眠」について考え始めてしまい、考えれば考えるほど、また眠れなくなって、それが「癖」のようになってしまっているのが、不眠症です。
最初のきっかけは、仕事のストレスや精神的な緊張であったことが多いのですが、それらのストレスが消えた後も、続いてしまうのです。
睡眠薬は効きますが、長く飲んでいると離れられなくなります。それも心配で、また考えてしまいます。
      
◆薬の使い方、止め方、生活の作り方などを考えていきます。

●不安抑うつ障害

パニック障害ほど強いものではないけれど、漠然とした不安がいつも続いている…。
このままでいいのかといつも考えていたり、何かに追い立てられているように生活していたり、あるいは軽いけれども長く続く抑うつ感をかかえている…。
      
◆不安、不全感、焦り、抑うつなどがはっきりしないままに広く、長く続いている障害です。
その内容を言葉にして表現することから、治療が始まります。
自分の不安を、自分の言葉ではきちんと表現できれば、それだけで、楽になります。
これまでの不安な自分が理解できれば、その先に新しい生き方が見えてくるでしょう。

●中年クライシス

人生の先が見えたときに、空しさと疲労感を感じる。
慢性のうつ病のような重苦しい気持ちをかかえながら、毎日を過ごしている。
      
◆中年は人生の先が見えてくるという時間の限界の中で、自分が持ってきた「人生に対する幻想」に終止符が打たれる時でもあります。青年期には無限の自己という希望がありましたが、中年では人生の現実を受け入れなければなりません。
さまざまの人生の限界を認識しながら新しい生き方を探っていきます。