風の木クリニック

精神科・心療内科・カウンセリング / 麹町・半蔵門

精神科医・高橋和巳

待合室

診察室

心理カウンセリング室

どんなことで相談ですか?

自分のことで苦しんでいる

家族のことで悩んでいる

以下に示した診療・相談内容は一例です。

これら以外にも、様々な心の苦しみ、家族の問題の治療・相談に応じています。

  • うつ病

    症状:最近、数週間、ずっと気持ちが落ち込んでいる、以前は楽しかったはずのことがそう思えない、疲れやすい、仕事に集中できない、意欲がわかない、イライラする、眠れない、食欲低下がある、自分を責めて、自信を失っている…。

    原因:きっかけは、最近、数ヶ月以内に起こった生活の中のストレスです。家族に不幸があった、仕事が急に忙しくなった、人間関係で問題が起こった……など。これと、それらのライフ・イベントに対応する自分自身のストレス対応力とのアンバランスがうつ病を引き起こします。

    治療:うつ病は軽症から最重症まで4段階に分かれています。中等度症以上は、一定期間の服薬が必要です。

    服薬によって症状が少し安定した後は、精神心理療法が治療の中心となります。むしろ、こちらの方が治療の要です。

    精神心理療法で見いだすことは、自分を許容できること、自分を認められること、自分に課してきた義務感を少しばかり緩めてあげること…などで、これらによってストレス対応力がましていきます。

  • 反復性うつ病

    症状:別名「燃え尽き症候群」とも言います。何度もうつ病を繰り返して、疲れきって、倒れてしまいます。いつも心に強い緊張と不安をかかえて生きています。気持ちが落ち込んでいる、気力がわかない、意欲がわかない、疲れやすい、仕事に集中できない、イライラする、眠れない、食欲低下、自分を責めて、自信を失っている…。

    原因:多くの場合、幼少時からの家庭内の緊張、家族の中での孤立感が背景にあります。あるいは、小中学校の時の心の傷が影響していることもあります。

    治療:最初はうつ病の治療をします。その期間、服薬をすることもあります。うつ病の症状が一段落したら、精神療法(カウンセリング)へと進みます。自分が生まれ育ってきた家族(原家族)と幼少時の自分の理解が進む(自己理解が深まる)と、症状は消えます。もううつ病になることはありません。

  • パニック障害

    症状:何の理由も、予告もなく急に不激しい呼吸困難・窒息感や動悸が始まり、このまま死んでしまうのではないかと死の恐怖に襲われます。電車の中や閉塞された空間で起こることが多いですが、自宅でも起こります。恐怖の中では何もできないでただ震えています。二度と起こって欲しくない「発作」です。でも、考えるとまた起こりそうで心配になります。

    原因:長く抱えている対人的な緊張感、孤立感が背景にあります。小さい時に「恐いよ、助けて!」と言えなかったことがあったのでしょう。

    治療:症状を抑えるのには、精神安定薬やある種の抗うつ薬が有効です。薬はよく効きます。

    薬の効果が出てきたら、次は、精神療法によって「安定した心」の状態を探ります。自分の抱えてきた緊張の原因が分かると、症状は消えます。最終的には、服薬を終了します。

  • 不安性障害

    症状:パニック障害ほど強いものではないけれど、漠然とした不安、不全感、焦り、抑うつなどが広く、長く続いている障害です。このままでいいのかといつも考えていたり、何かに追い立てられているように生活していたり、あるいは軽いけれども長く続く抑うつ感をかかえていることもあります。動悸や手の震え、発汗など身体的症状を伴う人もいます。

    原因:対人的な慢性の緊張、社会的な場面での強い不安があります。それらが始まった時期を探っていくと、原因がはっきりとしてきます。

    治療:症状は薬(抗不安薬)で一時的におさまります。根本的な治療は、その内容を言葉にして表現することから、始まります。自分の不安を、自分の言葉できちんと表現できれば、それだけで、楽になります。

    これまでの「不安をかかえてきた自分」が理解でき、それがどこから始まったかが分かれば、その先に新しい生き方が見えてくるでしょう。

  • ストレス性障害 / PTSD / 適応障害

    原因と症状:自分の存在が潰されてしまうのではないかと恐怖におののいた異常体験から始まります。例えば、瀕死の事故や地震・津波、死の危険、性的な被害などど、圧倒的な力で迫ってきた精神的・身体的なストレスの後に起こってくる障害です。

    押しつぶされそうになった自分、恐怖を忘れられずに、いつまでもとらわれて自分を苦しめます。

    さらに時間がたつと、いつまでもそこから「立ち直れない」自分を責めて、うつ病になり、苦しみが二重になってしまいます。

    治療:潰されそうになった自分は、「でも、今、生きています」そして、まだ立ち直れないと自分を責めていますが、その自分をそのままに、ゆっくりと、大切に認めていく作業が回復への精神療法です。

  • 反応性愛着障害 / 被虐待体験

    症状と原因:虐待ネグレクト)を受けて育った子どもが示す、親や他の大人に対する「異常な」態度です。彼らはころんで擦り傷を作っても痛がりません。周りに助けを求めず一人で痛みを我慢します。また「脱抑制型対人交流障害」というのも同じ愛着障害の1つで、こちらでは子どもは親や大人に対していつも異常に「媚びへつらって」「おもねって」「過剰な愛着」を見せてニコニコします。しかし、一人になるとまったくの無表情になって深い孤独を抱えているのが見て取れます。

    治療:(I). 子どもがまだ小さい場合は①正常な大人と触れる時間を可能な限り増やしてあげることと②家庭環境の調整が大切です。また、(II). こういった愛着障害をかかえてまま大人になった人々(被虐待者)は、カウンセリングでみごとに回復する力を持っています。

  • 摂食障害(拒食症・過食症)

    症状:食べないで自分をコントロールできているとき(拒食)と、逆に、自棄になって食べ過ぎてしまうとき(過食)とがあります。過食の後は、嘔吐や下剤服用をしてしまうこともあります。拒食と過食が交互に表れることも多いです。

    原因:ほとんどの場合は、小学校くらいまでの母子関係に起因するストレス・我慢・緊張がその後も長く尾を引いていることです。

    治療:この病気の根底にあるのは、自分と母親との関係の中で、自分をコントロールできない、自分がダメになってしまうのではという大きな不安・恐怖です。

    それが具体的にどこから生まれてきたのかを探っていくのが、精神療法の軸となります。不安や恐怖はその出所が見えてくれば、それだけで少しずつ小さくなっていくものです。

  • 心身症(身体表現性障害)

    症状:体調が悪いのに検査を受けても異常がないと言われる。

    いろいろな薬や治療法を試したが、身体の症状はあまりよくならない…。

    自分でも、もしかしたら、どこかで精神的なストレスが身体の症状に関係しているのかも知れないと思うが、はっきりしない…。

     

    治療:心と身体の関係は密接で、複雑です。その間に生まれるのが心身症です。

    対症療法として薬を使うことも必要ですが、基本は心の側面からのアプローチです。

    自分の症状を生み出しているものは、「頑張ろう、我慢しよう」としている自分に、「そうじゃないよ」とブレーキをかけている自分です。二つの自分が見えてきたときに、心と身体の関係も見えてきます。

  • 不眠症(睡眠障害)

    症状:入眠に時間がかかる「入眠障害」、途中で何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」とがあります。布団に入ってから、いろいろ「不眠」について考え始めてしまい、考えれば考えるほど、また眠れなくなって、それが「癖」のようになってしまっているのが、不眠症です。

    最初のきっかけは、仕事のストレスや精神的な緊張だったのですが、それらのストレスが消えた後も、体と心に緊張が残ってしまい、それが「癖」のようになって不眠症が続いてしまうのです。睡眠薬は効きますが、長く飲んでいると離れられなくなります。それも心配で、また考えてしまいます。

    治療:生活リズムの変更によって体と心に残ってしまった「癖」を取り除きます。朝夕の軽い運動や食事時間の変更、生活時間帯の入れ替えなどを行います。ある期間は睡眠薬を併用しますが、最後には薬なしで眠れるようになるのが治療のゴールです。

  • 子どもの  引きこもり・不登校

    症状:生徒・学生なのに学校に通えていない、あるいは、学校は出たが仕事などの年齢相応の社会的な活動をせずに自宅・自室にいて、家族以外の人との交流がほどんどないこと、これが不登校・引きこもりです。不登校・引きこもりの子は自分から治療に訪れることは、ありません。でも、悩んでいないのではありません。学校に行けない自分、仕事に就けない自分を責めています。

    原因:大きく分けると2つ。まず子ども側に問題がある場合、子に軽度の「発達障害」がある場合があります。次に親の側に問題がある場合、これは親の緊張・不安が強く、そのため子に厳しすぎたり、逆に子の面倒を十分に見られなかったことが原因になっています。

    治療:まず、原因を特定します。(上に述べたもの以外にもいくつかあります)その原因に応じて治療を行います。

  • 子どもの  家庭内暴力・思春期問題

    症状:子どもの親への暴力、執拗な金銭の要求、非行問題など、これらはいわゆる「反抗期」と関連していることがほとんどです。反抗期そのものは子の正常な心理発達にとって大切なことで、逆にこれがないと子どもは「成人期」へと心の発達を遂げることができません。しかし、「激しすぎる反抗期」は問題です。

    原因:激しすぎる反抗期の原因はそれまでの親子関係にあった緊張です。つまり、家庭内の過度の緊張の中で子どもは長い間自分を出すことを遠慮してきました。その我慢が一気に爆発するのが、激しすぎる反抗期です。

    治療:親の側からそれまでの「親子関係」を見直して、今、目の前で怒りを表している子の気持が見えてくると、この激しすぎる反抗期は自然と収まり、成就していきます。

  • 子どもの  発達障害

    発達障害には、主に以下の4つがあります。

     1.知的能力障害

     2.学習障害(LD)

     3.注意欠陥多動性障害(ADHD)

     4.自閉症スペクトラム障害

    重度の場合は小学校入学以前に気づかれますが、「軽度」の場合は小中学校と気づかれないまま、様々の問題・不適応を起こしていることがあります。

    親から子どもの詳しい情報、具体的には生活態度・学校の成績・友だち関係の持ち方・家庭内で起こすトラブルの内容を聞き取ることで「軽度」のものであっても診断ができます。ついで、診断に基づいての環境調整など子の社会的な適応レベルを上げていく対応法を考えます。

  • 配偶者の  アルコール問題 / 浪費 / ギャンブル

    問題:配偶者(夫、もしくは妻)が、アルコール依存症、浪費(買物依存)、パチンコなどのギャンブル問題を抱えて困っている。止めさせようとしても、止めない。そればかりか、かえって激しくなって夫婦間の喧嘩も絶えない。

    対処法:まずは原因を特定することが大切です。これらの問題には必ずはっきりとした「原因」があります。例えば、配偶者が生まれ育った家族の問題を引きずっていたり、あるいは配偶者に他の大きな精神疾患が隠れているなどです。これらを特定して、対処法を考えていきます。

  • 配偶者の  暴力(DV)

    問題:DV(Domestic Violence)とは「配偶者などからの受ける暴力」の意味で、次のようなものがあります。

    「身体的暴力」(殴る・蹴る・物をぶつける)

    「精神的暴力」(暴言・威嚇・恫喝・罵る・無視する)

    「性的暴力」 (性行為の強要・中絶の強要・避妊に協

            力しない)

    「経済的暴力」(仕事を制限する・生活費を入れない)

    「社会的隔離」(人に会わせない・隔離する・電話や

            手紙をチェック・外出を妨害する)

    これらの行為でいつも圧迫され、びくびくして生活しているのが、DV=「配偶者等からの暴力」です。

    対処法:まずは原因を特定することが大切です。これらの問題には必ずはっきりとした「原因」があります。例えば、配偶者が生まれ育った家族の問題を引きずっていたり、あるいは配偶者に他の大きな精神疾患が隠れているなどです。これらを特定して、対処法を考えていきます。

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